ひよの日和見ひとりごと

流産から気持ちが落ち着くまでよろしくお願いします

何が要るのかな

隙あらばスマホを弄ってしまいます。
沢山の先輩天使ママ・パパさん達のブログなどにお邪魔して、辛い気持ちをほんの少し共有してみたり、気の持ち様などを勉強させてもらっています。

お昼頃からは、入院に必要なものが記載されているブログへよく足を運んで、何が必要になりそうかチェック三昧です。
まだ病院から連絡も無いのに確認の仕様もないのですが、変に時間があるので検索魔と化しています。
生理ナプキン、生理ショーツ、タオルにシート洗顔と歯ブラシ、ペットボトルストローは必須なのかな、といった感じです。
日帰りならもう少し少なそうですが。

明日、かかりつけの病院から連絡が入る予定で、それを聞いてから処置を受ける病院に近い実家に帰ります。
私の素人考えでは、火曜か水曜に処置となりそうなのです…

時間があるということ

段取りの悪い私は、急き立てられる事・慌ただしい事、延いては時間の無いことが苦手です。
余裕をもって動かないと、何かしらミスをしている可能性が大なのです。しかも致命的な。

しかし今は時間があるのが少し辛いです。
人によっては何と贅沢な、と思われるでしょう。

辛いです。
ひよこちゃんを外に出してあげるまでの、今の時間。
批判を承知で正直に書きますと、亡くなった我が子をお腹に抱えたままでいるのが本当に辛い。
早く区切りを着けたいと言いますか、前に進みたいのに進めないと言いますか…言葉選びがうまく出来ませんが、処置が始まるまで日が空くのは私にとって苦痛です。
実際に処置が始まれば、お別れが辛いことも分かります。
でも今の状態も、真綿で首を絞められるように苦しいのです。


今日は旦那と近くの海岸へ行ってきました。
いいお天気なのもあり、水面がキラキラしていてとても綺麗でした。
私の腹黒な内面でも、周りのお散歩カップルや親子連れが輝いて見えました。

ふとした時に込み上げる

昨日散々泣きじゃくった為か、今日はやや落ち着いています。
ただ、ふとした時にぐっと込み上げてくる涙があり、対処に困ります…
「ふとした時」は日常に紛れていて、

「この風景に、この子がいたらどんなだったかな」

「こんな時にこの子がいたら、どうしただろう」

といった、たらればを考えてしまうのです。
昨日ほどの号泣ではなく、シクシクめそめそ、春なのに湿度100%で旦那も大変です。

夜が明けて、お腹が空く

おはようございます。
結局明け方に少しだけ眠ることが出来ました。

朝起きると、空腹を感じました。
よく考えると昨日の衝撃的事実から(お昼前)、まともに口にしたのは蜜柑1個くらいなものです。
水分だけは無意識に摂っていたようですが。
精神的なショックから、少し身体が距離を置いたのかもしれません。
旦那は自分で何か買ってきて食べていたようです。
私の軽食もついでに調達してくれていたので、今はそれを頂いています。
有り難うね、感謝感謝です。

体調は変わりありません。
本当にお腹の中のひよこちゃん(勝手にバブをそう呼ぶことにしました)は、虹の橋を渡ってしまったのかなと思う時があります。
でも決まってそう思った次の瞬間に、昨日見たエコーか脳裏に浮かぶのです。
言葉が悪くて気分を害される方がいらっしゃったら申し訳ないのですが、あのエコーは本当に「普通では無かった」のです。

妊娠が発覚してから飲み始めた葉酸のサプリ。
どうしようか迷いましたが、自分の身体の為に今ある分を飲みきることにしました。
貧乏性が垣間見えます。

親への報告

私は安定期に入るまで私と旦那の親にしか妊娠の話をしないと決めていたので(悲しいかな私の周りでは流産は割とよく聞く話だったのです)、流産の報告はとりあえず電話2本で済みました。

自分の親への報告は、やはり気持ちの箍が緩んでしまい、私は出だしから涙でグジュグジュのやり取りです。
しかし電話に出た親は、姉一家が遊びに来ており外食中との事で、混乱しながら困惑気味。そりゃそうだ。
仕切り直して姉一家が帰る明日(正確には今日)、また電話することになりました。
けれど、以外とそんな事で気が抜けて、少しだけ気分が落ち着いたのです。
私は可哀想な自分に酔ってしまう傾向があるので、優しく優しく同情されるに比例して悲しみの度合いも増えていく気がします。
時にはそれが必要であり、今後はそういう場面も出てくるでしょう。
けれど今日の私には明るく励ましてもらえる方が、何だか有り難かったです。
勿論、見当外れに励まされては大号泣で大激怒だと思いますが。
何てややこしい人間なんでしょうね。


旦那から連絡の行ったお義母さんからは、優しい励ましのメールを頂き、随分と救われました。有り難うございます。…こんなところでいう事でもないですね。

しかし当然かもしれませんが、今日は眠れません。
困ったな。

私の事、今日の事

私は ひよ(36才) と言い、専業主婦をしています。
若い頃から旅行が好きで、結婚前は友達とよく海外旅行に行ったものです。

そんな私が妊娠をしたのは去年の暮れの事でした。
病院で確定を頂き、母子手帳を交付され、いざ初めての妊婦検診!
…だったはずの今日、医師に告げられたのはまさかの「子宮内胎児死亡」。
いつもの通りエコーで小さく動く心臓が見られると思っていたのに、ちょっと一拍置いた先生から見せられたのは、「静止画」のような画面と、明らかに様子がおかしい我が子。

先生:「…分かります?この前より大きくなってます」

私:「…大きくなりましたね」

先生:「…でもね、頭の回りに膜が見える?それから、心臓をみてみたら…止まってますよね?止まってるんです」

私:「…本当ですね」

本当にまさかまさかで、しばらくは涙も出ません。
深く息を吐きながら診察台を降り、診察室で詳しい内容と今後の事を話します。

計算上は13w0dなのですが、胎児の大きさから、亡くなったのは12wの中頃ではないかという事。
エコーで見えた頭の回りの膜は、浮腫である事。
原因は詳しく検査をしないと分からないが(もしくは検査をしても分からないかも)、染色体の異常や感染症が考えられるという事。
この病院では流産の処置が出来ない為、どこか希望の病院はあるかの確認。など諸々。

頭の中はこんがらがっているのですが、何故か冷静な部分もちゃんと残っていて、流産の処置は出産予定にしていた実家近くの総合病院にお願いしたいと伝えました。
今日は週末で相手の総合病院が受付していないため、週明けに連絡してもらうことになりました。

お会計は勿論、妊婦検診の助成券は使えず、3割負担の診察代金をお支払いです。

病院を出て、旦那に電話を掛けた瞬間に涙腺崩壊!
すれ違う通行人に怪訝な顔をされながら、事の顛末を報告しました。
家に着いてからも泣きじゃくる私に、旦那は優しく声を掛けたり、肩を擦ってくれました。
旦那も辛いと思うのに、慰めてくれるのを見て、ただ「ごめんね」としか言えませんでした。


今日のお昼までを振り返り、長文になってしまいました。
まだ情緒不安定ですが、基本的にナイーブな癖にドライな私は、泣く度に気持ちの整理が進んでいるように思います。
今は比較的落ち着いて物事を考えられていますが、その分流産の処置(手術?)が恐いです。
週数が割合進んでいるので、分娩という形で外に出してあげる事になりそう。辛いなぁ。

はじめまして

本日(正確には昨日かな)、産婦人科にて子宮内胎児死亡を告げられました。
まだまだ気持ちが不安定なのですが、考えている事や経過を文字に起こすことで、少しずつでも落ち着けたらなと思います。

はじめてのブログ、お世話になります。