ひよの日和見ひとりごと

流産から気持ちが落ち着くまでよろしくお願いします

受診

時間きっちりに総合病院の受付を済ませ、産婦人科待ち合いに行きました。
総合病院と言うだけあって、他の沢山の科と横一列で待ち合いとなっており、妊婦さんばかりが居られるわけではありません。
また、ある程度週数のたった妊婦さんは、別のフロアにある待ち合いに(恐らく産科)行かれるようでしたので、待っている間に心乱れる様なことはありませんでした。

順番が回ってきて、まずは内診からとなりました。
カーテン越しにエコーを確認する先生(壇蜜さん似の美人かつ優しい)。

先生:「…うん、そうですね。確認しましたけど、心臓止まってしまってますね」

私:「はい」

それしか言えません。
暫くひよこちゃんの大きさなどを計測されたあと、先生が優しく聞いて下さいました。

先生:「画面、見られますか?」

私:「いえ、いいです」

勇気が出ませんでした。
診察台に乗った時から半泣きだったのです。
見てしまうと、また涙が止まらなくなるのが分かっていました。

診察室へ移動し、私の体調と処置の話をしました。
やはり子宮口を広げて促進剤を使っての分娩という形をとる事になりました。

予想外だったのは、入院が来週からになってしまったことです。
慎重に物事を見る病院のようで(それとも先生によるのかな)、促進剤を使っても人によって効きが違うため、長めに日程を取りたいそうです。
今週末から連休に入りますので、休み明けの21日から入院です。
最短で2泊3日だそうです。
何なら日帰りかもしれないと考えていた私には、驚きがありました。
そして、また生殺しのような日が1週間も続くのかと少し心が重くなるのです。
前向きに捉えるなら、ひよこちゃんと少しでも長く居られると思わなくてはいけないのでしょうが、今は無理なようです。
ごめんね、ひよこちゃん

診察の先生、担当の看護師さんは終始優しく寄り添って話をして下さいました。
安心できました。
入院の段取りを考える際にも、周りが出産を控えた方や出産直後の方が殆どなのを考慮し、なるべくなら個室をと提案して下さいました。
これは私も考えていましたので、是非にとお願いしてきました。

結局トータル3時間ほど病院で過ごし、外へ出たときにはどっと疲れが襲ってきました。
緊張しまくっていたのでしょう。

1週間かぁ。